保育士必見!働くなら東京がイイ理由

保育士

大学を卒業してから地元で就職する保育士も少なくない中、上京して保育士になりたい人もいるでしょう。そこで、東京の保育士事情や上京して保育士になるメリットを紹介します。

東京の保育士事情

1億総活躍社会を目指し政府は女性の社会進出を支援しています。また、男女共働きをする夫婦も増えており、保育園のニーズが高まっています。東京都ではそのニーズにこたえるため保育園を増設していますが、周辺住民からの理解をえられず保育園建設をあきらめるケースが後を絶ちません。

東京都では、保育園の新設に対し土地の規制もあり、共働きする男女のニーズにこたえられていません。さらに追い打ちをかけるのが、保育士の不足です。

求人率・保育園の多さ・待遇

東京での保育士の求人率は全国平均が2倍に対しおどろくことに5倍超です。つまり日本で一番保育士が不足しているエリアなのです。保育園の不足は東京都と行政区が協力して徐々に解消しているものの、保育園を運営するためのスタッフが圧倒的に足りていないのです。

なぜそのようなことになるのでしょうか。それは保育士の残業が多く、有休もなかなかとれない、昇進するための人事制度も不明確だからです。

保育士の賃金は東京都の全職域の平均給与と比べると低く、中央値が41万円に対し、保育士は26万円程度です。待遇も長時間労働になりやすい環境で、保育園の年間行事や月間行事の資料をつくるために、自宅に仕事を持ち帰らなければならないのも保育士不足に拍車をかけています。

保育士は旺盛な心をもつ子どもと接しなければなりません。そのため、体力的にもきついのが現状です。また、子どもが安全に遊ぶ環境に常に目をくばらなければいけないため、精神的に参る保育士も少なくありません。

しかし、東京の保育士は地方の一般給与を6万円ほど上回っており全国的には給与面では恵まれています。保育士の仕事をしたいなら、地方で働くよりも東京で働くといいでしょう。

求人の探し方

東京での保育士の探し方は、ハローワーク、求人媒体、人材派遣などさまざまです。すでに保育士として経験をもっているなら、東京の保育士を求人している専門のサイトで探すと良いでしょう。

新宿、渋谷、品川など東京の中心にある区はもちろん、東京都のベッドタウンと言われる府中や三鷹、八王子の求人も探せます。気になる待遇や給与もちゃんと記載されているので上京をして保育士になろうとしている人はそちらを参考にすると良いでしょう。