電車もバスも充実している御茶ノ水の魅力とは

お茶の水エリアの特徴は?

お茶の水エリアの特徴として、まず3つ上げることができるでしょう。
まずひとつは「学生の街」で、このエリアは複数の大学のキャンパスがほど近くにあることもあって連日学生で賑わっています。
とくにお茶の水エリアの中心地にある明治大学のキャンパスが有名です。
若い人が多く、活気溢れる町のイメージがまずあります。

2つ目は「新しさと懐かしさが共存した町」であることです。
東京の中心、しかも大学があるエリアですから、新しいスポットや最新のトレンドの発信地としての面を持ち合わせていますが、その一方で下町の雰囲気を色濃く残しており、街並みのあちこちに懐かしさを感じ取ることができます。
昭和の懐かしさだけでなく、江戸時代の雰囲気を垣間見ることができるスポットが多いのも魅力です。

そして3つ目は「多様性の町」である点で、お茶の水エリアはいわゆる「オタクの街」秋葉原と、「本の街」神保町のちょうど中間に位置しており、どちらも徒歩で簡単に訪れることができます。
しかもお茶の水エリアそのものが楽器店やスポーツ用品店、CD・レコード店が多く立ち並んでいるエリアとなっており、じつにさまざまな趣味を持った人たちが訪れています。
若い世代だけでなく、レコードが好きな人、アウトドアが好きな人、逆に本好きなどインドア趣味の人など多様性を感じさせるエリアです。
なお、東京ドームも隣町の距離にあるので、エンターテイメント施設が充実している点も特徴として挙げられるでしょう。

お茶の水エリアの魅力

このように他のエリアにはない特徴を備えているため、趣味人にとってとくに魅力的なエリアとなっています。
何しろ他ではなかなか見ることができないマニアックな本、レコード、楽器などを見つけることができますし、スポーツ用品などもたくさんの選択肢から直接見て確認しながら選ぶことができます。

一方学生が多いこともあって、生活の利便性も抜群です。
お茶の水エリアだけでもJRと営団地下鉄が運行されていますし、先述したように秋葉原や神保町エリアにまで足を伸ばせばさらに都営地下鉄なども利用できます。
バスも運行されているので公共の交通期間で不便を感じることはないでしょう。

暮らしやすさ

学生をはじめとした若い世代が多い一方で、飲食店が集中して立ち並ぶ繁華街はなく、活気と落ち着いた雰囲気が共存しているような雰囲気もあります。
立ち並ぶ本屋やスポーツ用品店、楽器店に混ざるように飲食店があり、外食も楽しめる一方、夜間騒がしい、治安が悪いといった不安もありません。
学生にとっては、学業と趣味の療法を楽しめる非常に魅力的なエリアと言えるでしょう。
スーパーなど日用品を購入する店舗が少ない面もありますが、ドラッグストアなどもありますし、自転車なら秋葉原の大きなドンキホーテなども気軽に利用できるのでそれほど困ることはないはずです。